Mama-チャリカルキ vol.7「GENBA(現場)」
「Mama-チャリカルキ」とは、普段劇場に足を運ぶ機会のない人にも気軽に演劇にふれてもらおうと、劇団チャリカルキが2006年より始めた、居酒屋・カフェなどを会場にして行う演劇公演です。
会場が日替わりになることで同じ物語にも全く違う印象を与え、音響・照明は極力お店の物を使用し、役者の登退場はお店の入り口を使うなど、会場をそのまま劇場空間にする公演形式は観客を巻き込む新しい演劇スタイルとなっています。
vol.7は、北は岩手から南は沖縄までの日本縦断演劇ツアーでした。
>公演日程
また、vol.7は女性刑事の柴田役を菅野さおりが演じる【同僚編】と、青木若菜が演じる【後輩編】の2バージョンを上演しました。
地域住民を招いて行われる防犯教室。
地元の劇団員の協力を得て、小芝居を交えて防犯意識の大切さを解こうとする二人の刑事、柴田と閂(かんぬき)。
ところがヤル気なさそうな閂に柴田はやきもきする。
「現場」に関わらない生活安全部から刑事部に行き、巷で噂の「義賊」を捕えたい柴田は、かつての失敗で刑事部から左遷された閂が過去を引きずっていると責める。
煮え切らない閂を交えたまま、奇妙な泥棒劇は進むが、劇終了後に「事件」がおきる。
講習会は一転「事件現場」になってしまった…。
チャリカルキがお送りする、予測不能の大風呂敷。
うまく畳めるか?担いで逃げるか?
この物語は、8月に都内で上演した劇場公演第15弾「ノビ師」のスピンオフでもありました。
「閂の過去」が、「ノビ師」で明らかに!
脚本:ビーグル大塚
演出:チャーリー軽木
「Mama-チャリカルキ」では公演後に、ご希望のお客様を交えての打ち上げ「団欒(だんらん)」を行います。(※団欒の無い回もございます)
通常、劇場での公演後にも打ち上げはありますが、劇場で打ち上げが行われる機会は少なく、お客様としては、なかなか参加しにくいものです。
その点、「Mama-チャリカルキ」では、終演後に即、会場となったそのお店で「団欒」が始まりますので、気兼ねなくご参加いただけます。過去の「団欒」では、創作の経緯や稽古でのエピソード、ストーリーの疑問点などの話で盛り上がり、お客様とチャリカルキとのコミュニケーションの場として、とても好評をいただけております。お時間がございましたら、是非ご参加ください。お客様の生の声を聞かせてください。
前売り当日共に/全席自由/日時指定
※6/11 宮城 センダイコーヒー、7/14 大阪 伽奈泥庵の公演のみ、ワンドリンク(500円)のご注文が必須となります。
※6/10 岩手 角蔵ホール、6/11 宮城 センダイコーヒー、7/8 沖縄 Cafe SIng、7/9 沖縄 gallery土での公演は、チケット料金1,500円となります。
※リピーター割引 1,000円(受付にて半券をご呈示ください。)
チラシデザイン:安達花鏡
チラシデザイン協力:高田惠子